コロナ渦におけるカジノ旅行は良いアイデアか?否か?

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全世界においてワクチン接種済みの人が増えたにも関わらず、残念ながら、新型コロナウイルスのパンデミックは未だに終息を迎えようとする気配はありません。今回のパンデミックは、世界経済全般、そしてとりわけ観光業やギャンブル産業など、特定の産業分野に大きな打撃を与えています。少しずつ正常に戻りつつはあるものの、コロナ前のレベルには全く回復していません。

観光業や旅行業もまた再開しつつありますが、いまだに特定の渡航制限が設けられています。数ヶ月にわたって、カジノ店舗が休業となったことから、カジノオーナーは大きな損失を被り、その影響は特定の都市やエリアの地域経済にまで及んでいるようです。本稿では、コロナ渦による観光業・カジノ産業の現状について詳しくみていきましょう。

観光業とカジノ産業はどう生き残る?

ワクチン接種とワクチンパスポートの登場は、”ニューノーマル“にもたらされた解決策のひとつです。ほぼすべての国々の経済は赤字となっており、世界経済の完全な破綻を回避する唯一の方法は、「特定の分野を一定の制限付きで再開させる」ことでしょう。つまり、人々は再び旅行をする必要があるのです。観光業やカジノ産業の従業員にも仕事が必要なのです。特に、観光業とカジノ産業で成り立っている観光地は、できるだけ早く回復しなければなりません。

観光ツアーにはカジノ施設も含むべきか

世界で最も人気の観光地は、観光スポット(歴史的建造物、ミュージアム、美しい自然など)に加えて、最大級のカジノがあることでも知られています。観光がカジノを繁栄させたのか、あるいはカジノが観光を繁栄させたのかについては一考の余地がありますが、実際のところ、多くの観光客が訪れるのは、ナイトライフやカジノで有名な観光地です。

そのため、観光業者は、カジノや類似のギャンブル施設を含むパッケージツアーを止めるべきではありません。ただし、ゲスト数の制限や、消毒剤による衛生状態の向上(物理的接触のない新技術の導入、観光施設のエントランスでの検温等)などの、あらゆる感染対策に注力する必要はあるでしょう。

多くの旅行代理店は、ラスベガスからカリブ海までの、様々なギャンブルパッケージを提供しています。一部のカジノリゾートは、食事、エンターテインメント施設付きの宿泊施設、ショッピングモール、さらにはお食事券といったオファーまで、あらゆるものを提供しています。そのようなカジノリゾート施設内では、本当に何でも揃っているので、プレイヤーは何のギャンブルゲームで遊ぶかということさえ考えれば、楽しい時間を過ごせるようになっています。

カジノ産業と観光業を結び付ける重要性

地方都市でカジノを開業する場合、そのカジノが極めて高水準のサービスや観光客向けの無料施設を提供しているケースを除いては、外国人観光客が殺到することは期待できず、主な顧客は地元および近隣都市の中心部からの人々となることを覚えておきましょう。

ただし、ある地域においてギャンブルが法的に禁止されている場合、ギャンブルが合法の近隣諸国のカジノに国境を超えて、多くの観光客が流入するケースが見られます。例えば、マレーシアのカジノでは、ギャンブルが禁止されているタイや周辺諸国からの多くの観光客が訪れています。

まとめ

観光業とギャンブル産業は、多くの人々や観光客が一か所に集まることから、現在苦境に立たされています。新型コロナウイルスのパンデミックに対する責任を持ち、ひとつの場所に一度に集まる人数を制限しながらも、この2つの産業の経済的なパワーを損なわぬように注意をしなければならないといえるでしょう。